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2020.02.05
皆様に非常に残念なお知らせがあります。
2020年1月19日から2020年1月23日にかけて伊豆シャボテン動物公園内で放し飼い行動展示されていた「リスザル」12頭が行方不明になりました。
当園は、外周に電気柵、防犯カメラを設置しリスザル達を管理していましたが、夜間にリスザル達が移動した形跡が無く、また園外から肉食の動物等が侵入し襲われた場合に残る、死体や血痕、その他の痕跡が何も無く、さまざまな事案を検証した結果、盗難被害以外考えられないと判断し、現在、顧問弁護士と情報共有した上で、伊東警察署と連携し捜査を進めています。
行方不明になった12頭は、「ボリビアリスザル」と「コモンリスザル」の混血種(MIX)であり、頭部や口の周りの毛の色が黒いボリビアリスザルの特徴が色濃く出ている個体達です。 飼育スタッフも、個体を識別し1頭ずつ名前を付け、とても愛情を持って育てておりました。 そして、名前を呼べば、返事をしてくれる程に信頼関係を築いていました。
当園は初めてリスザル達の放し飼い行動展示に成功してから55年経過します。 また園内で命を繋いできたリスザル達との触れ合いを楽しみに、ご来園されるお客様が毎年大勢いらっしゃいます。このままでは、園の魅力の1つでもある放し飼い行動展示を継続し、リスザル達のいきいきとした姿を多くのお客様にお見せする事が困難になる可能性も有ると感じ、飼育スタッフ一同、非常に残念で、悔しい思いでいっぱいです。
そこで当園から皆様に対し、行方不明になった12頭のリスザル達に繋がる様々な情報のご提供をお願い申し上げます。なかでも本案件の解決に直結する有力な情報を提供下さった方には謝礼金として金100万円(上限額)をお支払い致します。 既にペットショップやネットオークションを介して第三者の元に渡ってしまっているかもしれません。 未だ狭い檻の中に閉じ込められているかもしれません。
皆様からの貴重な情報提供をお待ちしております。
【 行方不明のリスザルたち 】
【 リスザルの放し飼い行動展示 】
自然との共生理念に基づき伝統的に行われてきた飼育方法であり、動物のストレス軽減、園内の害虫駆除になり、出入り自由な獣舎を起点とし園内を群れで移動しながら自由に行動しており、お客様が自然の中にいる動物の行動を間近で観察できます。
【 謝礼金 支払対象者 】
本案件の解決に直結する最有力の情報を提供された方。
上限額 総額100万円
【 謝礼金の支払決定方法 】
本案件に関する情報の提供者に対し上限額の範囲内でお支払い致します。
本案件の情報提供者が複数ある場合には、その度合いに応じて、広告した上限額の範囲内において分割してお支払い致します。
【 応募の期間 】
令和2年2月6日から令和2年3月31日まで(必着)
※ただし、当園の判断により延長又は短縮する場合が有ります。
【 謝礼金の支払の除外事由 】
匿名である等のため個人の特定ができない方。
警察職員の方。
情報を入手する過程において犯罪行為その他公共の安全と秩序を害する行為を行った疑いのある方、またその行為が認められる方。
謝礼金の支払いを受けることが社会通念上適当でないと当園が判断を下した方。
詳しくは、下記受付へお尋ねください。
情報をご提供頂いた方の個人情報は必ず厳守致します。
【 情報受付 】
〒413-0231 静岡県伊東市富戸1317-13 伊豆シャボテン動物公園
代表電話 0557-51-1111 (代表)
(住所、年齢、名前、電話番号、メールアドレスなどをお聞きします)
どんな情報でも結構です。 心当たりのある方は伊豆シャボテン動物公園へお寄せください。