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2018.05.10
2018年5月10日
チンパンジーの「ココ」(推定39歳)が永眠いたしました。
死因について、解剖をおこなった結果、胃拡張捻転性症候群により循環障害をおこしたことが原因と判明いたしました。
ココは、アフリカで生まれ、1980年1月14日に伊豆シャボテン動物公園(来園当時は伊豆シャボテン公園)に来園いたしました。
当園で暮らしていたチンパンジーの島内では、背中を丸くして歩き、寒がり屋さんで冬になると肩をおさえて腰を曲げながら歩き回るのが特徴でした。
寒い冬には、飼育員が渡す麻袋がお気に入りで、布団のようにかけては寒さをしのいでいました。
近年、日本テレビ「天才!志村どうぶつ園」で取り上げられてから、ココが暮らすチンパンジーの島の前では、ココを一目見ようと人が集まり、一躍当園の人気者になりました。
最近では、ビリー、ジョアン、ピンキーと仲良く穏やかに過ごし、暖かい日には、ひなたぼっこなどしていました。
当園では、2018年5月11日より、ココが暮らしていたチンパンジーの島前に、献花台を設置いたします。
ココ、いままでありがとう。
伊豆シャボテン動物公園