サボテンブログ

2023.01.02

あけましておめでとうございます!

サボテンを愛する皆さん!

新年あけまして おめでとうございます。

今年もスタッフ一同、サボテンやサボテンを通した植物や自然の面白さを伝えていきたいと思います。

 

今年も、伊豆シャボテン動物公園では、第3温室(森林性シャボテン館)では、シャコバサボテンの花がきれいに咲いて皆さんのご来園を待ちかねております。

シャコバサボテンはサボテンの仲間!普通の砂漠にみられるサボテンとは違い、雨の比較的多いジャングルに生えるサボテンで「森林性サボテン」とも言われています。

葉っぱのように見える緑の平たい部分(じつは葉っぱではなく茎節と呼ばれる平たい茎の部分)の先に小さなかぎ状の突起があり、その姿がまるで海に棲む蝦蛄(シャコ)のように見えるためシャコバサボテンと呼ばれています。(時間のある方はシャコバサボテンを持っていたら緑の部分を確認してみてくださいね♪)

 

「デンマークカクタス」などと呼ばれることもあるため、西洋の植物と誤解されそうですがじつは南米原産のサボテン!  「デンマークカクタス」という名前はこのシャコバサボテンを多く育種している国がデンマークであるため(つまりそこから園芸植物として世界に輸出されているため)付いた名前です。

 

故郷は、ブラジル リオデジャネイロ州 オルガン山脈という所の標高800~1,800mの高山にひっそりと生えています。

そこは、霧が多く発生するところで、湿度が高く雲霧林(うんむりん)と呼ばれる森の中です。

「シャコバサボテン」はそんな霧の多い森の中に大きな木や岩に張り付くように暮らしているサボテンです(これを着生といいます)。自生地ではとても見つかりにくいといわれています。

 

伊豆シャボテン動物公園では、そんな自生地の雰囲気を少しでも出すため、岩の間や上の写真のように枯れ木に穴を開け水苔と共にシャコバサボテンを植え込んでいます。

(なかなか雰囲気あるでしょ♪ その風景を見たことのある人間はめったにいないと思いますが、あくまでイメージということで)

 

このシャコバサボテン、11月位に徐々に市場に出回り、クリスマスの頃にどこの花屋さんでも並ぶことから「クリスマスカクタス」の別名があります。(花言葉は「美しい眺め」、「もつれやすい恋」だそうです)

でも結構花が長持ちするサボテンでこの公園でも、1月を過ぎてもこのように綺麗な花を咲かせています。おそらく1月いっぱいまでは花が持つでしょう。彩りの少ない真冬に貴重な美しい花を見せる植物です(うちではそばにフクロウもいますが・・・)

 

美しい冬の花を見にぜひ、本公園第3温室(森林性シャボテン館)へご来園ください。

 

植物エンターテイメント課一同

 

 

 

 

記録:真鍋