サボテンブログ

2020.12.23

第7回 おもしろサボテン品評会! 結果を発表いたします!!

サボテンと多肉植物を愛する皆さん!(と~っても、緊張しています!)

お待たせいたしました!「第7回、おもしろサボテン品評会!」結果を発表いたします!

パ~ッパラパッパッパッパ♪  パ~ッパラパッパッパッパ♪ パ~♪ ♪

普段、寒さに弱かったり、小さすぎたり、あるいは形が個性的過ぎたりと、なかなか本公園の温室に使うには工夫を必要とし、展示に手間のかかっていたいわゆる本公園秘蔵のサボテン・多肉植物を一堂に公開して、ご来園の皆様の最も心を動かすことの出来たいわゆる「栄えあるサボテン(多肉植物)!」を皆様のご投票で決めようというこの企画!

早いもので、今年で7回目を迎えることが出来ました。

コロナ過の騒ぎの中、一時は開催さえ危ぶまれましたが、展示方法、投票方法に工夫を凝らし感染予防を施し、何とか無事終えることが出来ました♡(感無量!)

さ~♪、それでは今回、皆様の心を最もとら得ることの出来た植物を発表いたしましょう!(ドキドキ・・・)

それでは発表いたします!「第7回 おもしろサボテン品評会」今回最も皆様の心をとらえることの出来た植物は!

 

 

 

 

 

 

 

 

エントリーナンバー ⑨番、 チーム、リトープス(Lithopus  、ハマミズナ科 )、通称 リトープス丼!

なんと! 2,286票!

 

この植物でした~~~~~~!  パ~ッパラパッパッパッパパ~♪

さ~♪ また上からいきますよ~♪

富貴玉(フキギョク)、紫李夫人(ムラサキリフジン)、白薫玉(ハククンギョク)、黄微紋(オウビモン)、紅福来(コウフクライ)、繭形玉(マユガタギョク)、ヒプレッド、紫褐紫勲玉(シカツシクンギョク)、ウェベリー、レティクラータ、麗春玉(レイシュンギョク)、緑福来玉(ミドリフクライギョク)、ボルキー、菊章玉(キクショウギョク)、朱唇玉(シュシンギョク)の15種類!

一つ一つは目立たない植物でも(そうかな~~~・・・)みんなで力を合わせて一つになれば、こんなに綺麗な寄せ植えになるという見本!(乃〇坂46か!)

この生きた宝石のような美しい展示で、今回見事に皆様の心に残る一番人気の植物となりました♡

このリトープスたちの故郷は南アフリカ!

ナミビア、ボツワナの乾燥地帯!片麻岩(へんまがん)大地の南斜面岩床の割れ目や崩壊した礫砂(れきさ)に覆われた立地に自生しています。

自生地では、この複雑な模様の葉の表面だけを地面に出し、あとは地中に埋もれて生きています。

複雑な模様は生きるため! 周りの風景に合わせ、付近の石と見分けがつかないように擬態(ぎたい)しているのです。

このサボテンのように膨らんだ姿からも想像できるように、この植物の生える場所にはほとんど雨が降りません。膨らんだ二つの葉っぱの部分は貯水組織になっていてここに水や養分を蓄え、長い乾燥に耐え忍んでいるのです。石ころのような姿は乾燥に堪えるために進化した結果ということになりますね。

それにしても美しい!花もとても綺麗で、夏の休眠から目覚めた秋には菊を思わせる可憐な花が膨らんだ葉と葉の間から咲きます。

また、脱皮をする植物としても有名!春になると葉の間から新しい葉が顔を出し、古い外側の葉と徐々に入れ替わって成長していきます。

植物離れしたこの生態!そして厳しい乾燥地で、食べられないように様々な模様に擬態して進化した結果生まれたこの素晴らしい姿が皆様の心をとらえたのかもしれません。

 

知っておられる方もいるかもしれませんが、前回の「おもしろサボテン品評会」では惜しくも2位だったこのリトープス達! 今回見事に雪辱を晴らすことが出来ました!(しかもすごい数の投票数!)

 

 

さ~て、続きましては今回2位となった植物は!

エントリーナンバー ②番、雫石(シズクイシ Haworthia ymbiformis var.obtusa 、Haworthia cooperi var truncata 、ススキノキ科)   2,014票

「オブツーサ」と呼ばれるほうが、最近では一般的か。日にかざすと名前の通り、水滴のように膨らんだ葉が、ガラス細工のようにキラキラと輝いているのが見られます。女性に大人気の多肉植物!ちなみに雫石(シズクイシ)という名は、よしもとばななさんの小説、「王国」に出てくる、主人公の名前で、この植物から、とられているそうです。

 

触ってみると意外につるつるとしていて、なかなかクセになる感触♪ ここまで大きな株はそうはありません!このガラスのような透明感で人気を獲得。見事2位となりました。

 

 

 

 

 

さ~て、それでが第3位の植物は!

エントリーナンバー④番、金鯱(キンシャチ Echinocactus grusonii) だるまさんタイプ! 1,609票!

出た!・・・・ついに出た!  「おもしろサボテン品評会」最多出場! だるまの形に成長した愛くるしい姿のドラ〇もん! 今年もいぶし銀の魅力で堂々の3位を獲得いたしました。

なんてことはない、普通の金鯱(キンシャチ)です(大きさは60cm位ありますが・・・)。

生長の途中で、一回何らかの原因で成長が止まり、死にかけていたのですが、その後見事に持ち前の生命力を発揮して生き返り、再び成長し始めたため、このようなだるまのように真ん中がくびれた形になったというサボテン(まさに七転び八起きのだるまのようです)。

 

私たちに植物の生命力の強さ、生きることへの意欲を伝えてくれると共に、植物を預かる私たちに育てることの難しさ、大切さを教えてくれるサボテンでもあります。

品評会の回数を重ねるごとに、花の咲いた数も増えていきます♡(写真は花の咲いた後の実の部分。見るたび増えていきます♪)

今後どのように成長していくか、見守りたいサボテンでもあります。

 

それのしても、・・・・・第3位で、去年のすべての総投票者数を上回る数って一体!・・・・・(昨年の総投票者数、1,314票!)

 

 

さて、それでは第4位の植物は、

エントリーナンバー⑦番、カネノナルキ(Crassula ovata 、ベンケイソウ科)   1,211票!

いうまでもなく、この植物は正式名称「花月(カゲツ)」という多肉植物! 丸く膨らんだ葉をコインに見立て、なおかつ昔、日本では葉の先に本当にお金を取り付け、縁起物として販売していたということからこの名が付いた、非常に金運の上がりそうな植物!

なので、このカネノナルキも正式なやり方にのっとり、お金(古銭)を取り付けております♡(ちなみにお金を取り付けてもその後の植物の生長には影響はありません)

さらに、このカネノナルキには、下にコケが植栽されており、昔はどこの家にも置いてあった盆栽風の作りにしております♪

何かと景気については、暗い話題の多かったこの一年! 来年こそは運気を呼ぼうと人気が集まったようです。

 

 

さ~て、それでは第5位の植物は!

エントリーナンバー⑧番、キャットテイル(Cleisitocactus winteri ssp. coladenomonis)  915票

南米、ボリビアが故郷のまさに白い猫のしっぽのようなふわふわの白いトゲに包まれた長細いサボテン♪ クレイストカクタスというサボテンの仲間で、同じ仲間に白閃(ハクセン Cleisitocactus hualacanthus)というサボテンがあります。

この触ってみたくなる、なんともプリチーな毛(トゲ!)が最大の魅力なのですが、前回一位だったのに今回は善戦いたしましたが、まさかの5位(それでも915票も入っていますけどね♡)! やっぱ、去年と違って、スポットガイドで、実際に触ってもらうことが出来なかったのが敗因かな~~~(残念!)

それでも多くの人に見ていただいたようで、何とか5位を死守いたしました♪

 

 

 

さ~てここからは、一気にご紹介!

第6位

エントリーナンバー①番、緋燕雲(ヒエンウン Melocactus conoideus)   879票

 

 

 

第7位

エントリーナンバー⑩番、白星(シラボシ Mammillaria plumosa)    776票

 

 

 

第8位

エントリーナンバー⑥番、ジグザグノキ(Decarya madagascariensis、ディデイエレア科)  469票

 

 

 

第9位

エントリーナンバー⑤番、ブーファン・ディスチカ(Boophane disticha 、 ヒガンバナ科)  408票

 

 

 

第10位

エントリーナンバー③番、刈穂玉(カリホギョク Ferocactus gracilis)   234票

 

 

 

以上の結果となりました!

10位の植物で、234票! もうこれは驚きしかありません!

確かに、今年はコロナ対策もあって、気に入った植物の投票板に赤いシールを張り付けていくだけという、気軽に参加できる方式にはしてありますが・・・・・

台風の接近による、非常に悪天のスタートの初日でも、いきなりの63票もの投票数!(皆様、ありがとうございました)

 

その後、投票者数はうなぎのぼりに増え、すべての総投票者数は、何と! 10,801票!(一万、超えた~!♡)(感激)

参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

1万人以上の人達が、この品評会を見てくださったのかと思うと、感慨深いものがあります。

 

残念ながら、投票の方法が方法なので、皆様になにも返してあげることが出来ません(本当に申し訳ない)

しかしそれに成り代わり、何よりも皆様に本公園の植物に興味を持って下さったことへの深い感謝の心を差し上げたいと思います。

重ねて本当に、ありがとうございました。

 

今後もこの愛すべき植物たちも含め、植物や植物を通した自然の面白さを少しでも伝えていくことが出来たら、とても光栄です。

 

それでは皆様! また 伊豆シャボテン動物公園でお会いいたしましょう!(ホームページでも♪)

 

伊豆シャボテン動物公園  植物エンターテイメント課一同より心からの感謝を込めて

 

 

記録:真鍋