サボテンブログ

2018.12.10

第5回、おもしろサボテン品評会! 結果を発表いたします!

サボテンと多肉植物を愛する皆さん!(けっこう、緊張しています!)

 

大変長らくお待たせいたしました。 伊豆シャボテン動物公園 「第5回、おもしろサボテン品評会」結果を発表いたします!

 

パ~ッパラパッパッパッパパ~~~♪

普段、寒さに弱かったり、本公園の展示温室に置くには小さすぎたり、形が変わっていたりと、普段はなかなかお見せすることの出来ない、本公園秘蔵のサボテン・多肉植物達を、一堂に展示し、その中から、お客様の心を最もとらえることの出来た一番人気の植物を、皆様のご投票で決めようというこの企画!早いもので、今年で5回目を迎えることが出来ました。♪

 

今年もまた、たくさんのご投票をいただき、スタッフ一同、感謝の心でいっぱいです。

 

それでは、今年、皆様の心を最もとらえることの出来た、第1位に選ばれた植物は?

発表いたします!(ドキドキ!)

 

 

 

 

 

エントリーナンバー1番、「砂漠の薔薇(サバクノバラ Adenium  obesum  キョウチクトウ科) 198票

この植物でした~~~~! パ~ッパラパッパッパ パ~♪

「魔法をかけられた植物が花瓶の形になって、そのまま花を咲かせている!」といったような姿の植物! 「砂漠の薔薇」という名前に恥じぬ美しいピンクの花が咲いて人気を集めました♪

本当は薔薇ではなく、キョウチクトウの仲間、花瓶のように膨らんだ下の丸い部分に水や養分を蓄え、乾燥した気候でも生きていくことが出来る体のつくりになっています。

ただ寒さにとても弱く、正直、品評会の後半はだんだん気温が下がり、つぼみは上がってくるのだけど、最大の魅力である花は咲かず!このまま1位を守り切れるかと心配いたしましが、何とか1位の栄冠を守り通すことが出来ました♡

ちなみに、この品評会の後、暖かい温室に移しましたらほら!この通り♪

品評会の後の温暖な天気もありまして、全開で花を咲かせておりました。(もう少し寒さに強ければね~・・・・)

 

 

さて続いて第2位は、

エントリーナンバー3番、「金鯱(キンシャチ Echinocactus  grusonii)」 191票

おしい!1位との票差、わずか7票に及ばず! 2位の地位に落ち着きました。

でも、この金鯱、去年は、第3位だったわけですから、今年は大躍進!いぶし銀の魅力で、徐々に人気が高まっています。

なんてことのない、普通の金鯱なんですが、この金鯱、成長の途中、ちょうど真ん中のくびれているところ辺りで一回、成長が止まり死にかけたことがあります。

でも、なにくそと、持ち前の生命力と生きる意志を持って復活!「七転び八起き」のダルマのごとく再び成長を始めたため、このようなダルマのような形になったのです。

植物の生命力に感嘆するとともに、植物を育てる難しさ、尊さを私たちスタッフにも教えてくれるサボテンです。

このダルマ金鯱、どうやら、夏の間に花が咲いたらしく、品評会期間中、頭に可愛らしい実をつけておりました。

 

 

さて続いて第3位は、

エントリーナンバー2番、「メロカクタス(Melocactus  sp)」 153票

「トルコ帽子をかぶったおじさん」、「キングスライム」、「南国の火山島」その独特のフォルムから人気を集めたサボテン!

寒さに弱い、南米のサボテンです。種名はいまだ、調査中ですが、華雲(カウン Melocactus  peruvianus)によく似ているように見えます。

この仲間は、波をかぶるような海岸付近に生えていることもあり、ヨーロッパ人がアメリカ大陸を発見した時、最初に自国へ持ち帰ったサボテンとも言われています。

赤いトルコ帽子のような頭の部分は、花座(ハナザ=セファリウム)と呼ばれている所で、このサボテンは、ここから小さな星のような花を咲かせます♡

今回もう一つ人気を集めたのは、この花座の上にある、ルビーのように赤く艶やかに輝くトウガラシのような物体! このメロカクタスの実の部分です。このジューシィーな実の中にゴマ粒よりも小さな種が入っていて、これを播くと、マッチ棒の先のような小さなサボテンの赤ちゃんが生まれてきます♪

展示期間中、この実の部分が次々と顔を出し、ご来園者の方々の注目を集めていました。

 

 

さて、続いて第4位は、

エントリーナンバー13番、「白星(シラボシ Mammillaria plumosa) 125票

出ました、昨年の覇者!今年も堂々の第4位、根強い人気を保っている、メキシコが故郷のフワッフワッ♡のトゲを持つサボテン!

トゲの表面が、鳥の羽みたいな構造になっていまして、触ってもまったく痛くありません。 本当はトゲが汚れるので、おさわり禁止のサボテン!(触ってもらいましたが・・・)

このトゲが毛布のように全身を覆えば、紫外線や寒さからも身を守ることが出来るのでしょう。 とはいえ、本来は最低気温が10℃前後の割合暖かい所で自生しているサボテン。やはり暖かい所が好きなようで、この品評会が終わった後、暖かい温室へ移したら、いつの間にか、クリーム色の小さな花を咲かせておりました。

 

 

さあ、続いて第5位の植物は、

エントリーナンバー17番、「緋牡丹(ヒボタン Gymnocalycium  mihanovichii  Hibotan)頭の大きい、こけしバージョン!」103票

意外!緋牡丹にしてはかなり大きな立派な株とはいえ、サボテンの中でも最もポピュラーなこの子が選ばれました。

やはり、一目でそれと分かるこの赤い頭のような部分が目をひいたようです。この上の赤い部分と下の棒のような緑色の部分は、それぞれ別のサボテン!

突然変異により、美しい赤い色と引き換えのように光合成の能力を失ったこの緋牡丹は、下のサボテン(三角柱 サンカクチュウ)から栄養をもらって生きています。この育て方を接木といい、サボテンではよく行われている育て方です。

実はこの緋牡丹、日本生まれのサボテン! 原種はもちろん南米パラグアイ生まれの「瑞雲丸(ズイウンマル)」というサボテンですが、この瑞雲丸を元に日本で生まれたサボテンです。

 

さ~て、まだまだ話したいところですが、ここからは一気にご紹介!

 

第6位

第6位  15番「荒波(アラナミ Faucaria tuberculosa ハマミズナ科)」93票

 

第7位  18番「雫石(シズクイシ Hawrthia cooperi var. truncata ススキノキ科、ツルボラン科、アロエ科、ユリ科)」92票

 

第8位  16番「王妃雷神錦(オウヒライジンニシキ Agave potatorum var. verschaffeltii `Ouhi-Raijin` f.variegata リュウゼツラン科)」89票

 

第9位  11番「緋牡丹(ヒボタン Gymnocalycium  mihanovichii  Hibotan)  手を振り上げバージョン!」87票

 

第10位  20番「ゲオメトリックス(Tehrocactus geometricus)」82票

 

第11位  7番「亜阿相界(アアソウカイ Pacypodium geayi  キョウチクトウ科)」48票

 

第19位  19番「レピスミウム・モナカンタム(Lepismium monacanthum)」45票

 

第13位  4番「ブレビカリックス(Pachypodium  densiflolum  var. brevicalyx 、キョウチクトウ科)」35票

 

第14位  8番「 金輪際(コンリンザイ Euphorbia gorgonis トウダイグサ科)」34票

 

第15位  9番「茶番仙人(チャバンセンニン Aloe chabaudii ススキノキ科、ツルボラン科、アロエ科、ユリ科)」26票

 

第16位  12番「刈穂玉(カリホギョク Ferocactus gracilis)」25票

 

第16位  14番「吉祥冠錦(キチジョウカンニシキ Agave potatrum `kichijoukan` f.variegata  リュウゼツラン科)」25票

 

第17位  5番「アロエ・ベラ(Aloe vela  、ススキノキ科、ツルボラン科、アロエ科、ユリ科)」23票

 

第17位  10番「残雪の峰(ザンセツノミネ Monvillea spegazzinii f.crist )」23票

 

第18位  6番「アデニューム・アラビカム(Adenium arabicum  キョウチクトウ科)」22票

 

以上のような結果となりました。

 

例え票の少なかった植物でも、皆様の熱いコメントが記入されていまして、それぞれに魅力的な個性を発見することが出来るものだということが、この品評会全体を通してみると、よくわかります。今後植物を見せていくうえで、私たちスタッフも学ぶところがたくさんあります。

 

今回の総投票者数はなんと、無効票も含め 1,555票!

ささやかなスポットガイドを熱心に聞いてくださった子供たち、 真剣に見てくださって判断してくださったお客様、はたまた楽しい気持ちでご投票してくださったお客様、皆様一人一人のご投票でここまで盛り上げることが出来ました。

本当にありがとうございました。

 

ささやかではありますが、今回のご投票いただきましたお客様の中から、抽選で、伊豆シャボテン動物公園年間パスポート(1名様)、公園ペアチケット(10名様)、オリジナル商品(10名様)を送らせていただきたいと思います。(本当に皆様にお送りしたいのですが、申し訳ありません!)

 

今回の企画を通し、またこの公園でサボテン・多肉植物の世界に触れていただき、少しでも、サボテンや多肉植物、またそれらを含めたこの星の植物の事を少しでも好きになって下されば、とてもうれしく思います。

 

それでは皆様、また伊豆シャボテン動物公園でお会いいたしましょう。(ホームページでも♪)

 

 

伊豆シャボテン動物公園 植物エンターテイメント課一同より、心からの感謝を込めまして。