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動物 & サボテンブログ

動物 2026.01.29

飼育員仕事密着Vol.2

皆さんこんにちは!!

今回は飼育員仕事密着シリーズ第二弾ということで、

「インコの馴致ー前編ー」についてお話させていただきたいと思います!

皆さんは”馴致”という言葉をご存じでしょうか??よく聞くのは”トレーニング”という言葉が多いかと思いますが、全く別の意味で使用しています。

馴致 → 人や環境に慣れさせること

トレーニング → ある目的の為に行動の学習、訓練等

今回のインコの馴致の対象としては、コンゴウインコの雛達になります!!

シャボテン動物公園ではコンゴウインコを外で展示を行っています。どのように連れていくのかというと、棒に乗せてインコを運びます!!また、展示場だけでなく、普段生活しているお部屋は、小部屋はありますが数が限られます。繁殖用や隔離を必要とする個体のみで使用したい為、多くの先輩インコがいる大部屋と呼んでいる場所で餌を食べ、共に過ごさなければなりません。

雛達自身が自ら勝手にできるようになるのが理想かもしれませんが、警戒心が強いので中々そうはいきません。もちろん私達飼育員や、インコ仲間達、環境に慣れてこその展示が成り立っているのです。そしてこれらが日常の中で当たり前のことと認識してもらう必要があります。

馴致の流れとしては、まず親と離れ集中しやすい環境に移動します。(雛が十分な大きさになり、親の助けも必要とせず、また親も次の繁殖に備えるため!)

移動してきた雛は新しい環境に急に移動してすぐには安心できません。なので最初の最初は、ご飯を安定して食べるのを確認できるまでは無理な行動はしません。といっても、2.3日も経てば落ち着いてきます!また、人に慣れてもらうために手からもバナナや蒸かした芋を与えいきます。

状態が安定してきたら、まずは棒に乗せます!!!

…これもまたすぐには乗りません。じゃあどうするのかというとまずは足に圧をかけていきます。そうすると私達人間もそうですが、足に負荷が掛かったり不信感を感じると反射的に上げると思います。その上がった瞬間に棒に足をかけさせ、あげすぎるのでなくもう片方の足が上がる程度まで待つと、あら不思議棒に乗ってしまったではありませんか。?という顔で見てきます。

ですがやはり慣れないものは嫌なので、棒が安定しないと暴れる子もいます。なので持つ側は木の棒になりきります。また、常にどこなら逃げれるのか…とキョロキョロするものなので、飛んでいきそうな場所を体でブロックしていきます。そうしてしばらくして何も起きないと落ち着いてきます。しばらく維持ができれば、おやつとして大好きなヒマワリの種を上げます。

ここで!!!トレーニングの違いが分かりますでしょうか???

トレーニングは何かできればすぐに、今回で言うなら棒に乗った瞬間にご褒美をあげると思いますが、そのように馴らしてしまうとご褒美が無いとやらなくなってしまいます。

棒に乗せるのは展示場に行くとき、帰るときに必須なもので、毎度毎度全インコにご褒美はあげれません。日常の一部なのです。

なので維持ができたり、ふとした時におやつを与える事によって、

あれ、棒に乗っていたら美味しいものがもらえたぞ?ラッキー?悪い事ではないのかな?

という認識にもっていきます。そうすると、段々と慣れてきて棒を目の前に差し出すとスムーズに乗ってくれるようになります。

棒に乗せたら次は棒に乗せて移動を行っていきます。

先ほども書きましたが、棒が安定しないと落ち着かないので同じ要領で行います。止まり木になり切り、逃げそうな方向は塞ぎ、ふとした時におやつを与え…とどんどん移動距離を伸ばしていきます。

さあ次は…と言いたいところですが、まだまだ先は長いので後編に分けさせていただこうと思います!

外への慣らし、手乗せ、展示場へ、他のインコとの合流…語りたいことは尽きません。次のブログまで楽しみにお待ちください!!

それでは!(^▽^)/

髙木

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