ANIMALS & CACTUS BLOG
動物 & サボテンブログサボテン 2024.06.08
初夏を迎えました♪
サボテンと花と夏を愛する皆さん!
本公園の周りも徐々に日差しが強くなり夏めいてまいりました♡ せまる~♪ 初夏~~♪
大室山のススキもいい緑色に輝いています。
・・・ちなみに同じところから見えた富士山はこんな感じ♪
伊豆シャボテン動物公園は、車から入るところとバスから降りて下から歩いて入園入口まで歩く2つの入り口があるのですが・・・・
今、下から歩いてくる入口の通りは美しいマリーゴールド、ペチュニアなどの花類で彩られています♪
歩行者入り口のアーチもだいぶヘデラやムベなどのつる植物が天井まで伸びて最近になってやっと、いい感じの緑のトンネルになってきました。
「む~ぎわらの~♪帽子のき~みが~♬ゆれたマリーゴールドに似~てる♪」というわけで「ペチュニア」と「マリーゴールド」はまさに夏の花!色鮮やかに入口を飾ってくれています♪
そして中に入るとこう!
一転して、本伊豆シャボテン動物公園らしい砂漠植物的な風景が広がります(これもなかなか夏らしいでしょ♪)。
そして今、公園の中に入ると一番、目に付くのがこれ!
見事にななめに生えているこの植物は、「アガベ・ビルモリニアナ(Agave vilmoriniana) 、キジカクシ科(リュウゼツラン科)」というメキシコを故郷とする多肉植物!
下の写真の通り、タコの足のように曲がりくねった細めの葉っぱの様子から別名「オクトパスアガベ(タコリュウゼツラン)」とも呼ばれています。
一生の終わりに一度だけ花を咲かせて、寿命を迎えるという性質を持つ植物で上の写真の長細い黄色い棒のような部分はまさにこの「ビルモリニアナ」の一世一代の「絶賛開花中!」の姿です。
本当はこの花の部分(花穂といいます)、真直ぐに生えていたんですけどね~~~。
一度天気が荒れて、強風が吹いた時に見事に傾いてしまった状態になってしまったのです。
しかしこうしてみると夏の青空の風景にこれはこれで面白い眺めになっています。
斜めになっても花の開花には影響なし♬今、下からどんどん小さな黄色いおしべの目立つ花を咲かせています。
あまり出回ることの少ないアガベのため、この花はなかなか見られない貴重なもの。あと1~2週間は花を楽しむことが出来ますよ♪
珍しい花も美しい花も咲いている初夏の伊豆シャボテン動物公園!ご来園の際はぜひ、花の咲いた植物達をご覧になってみてください♪
植物エンターテイメント課 一同
記録:真鍋