ANIMALS & CACTUS BLOG
動物 & サボテンブログサボテン 2024.09.08
パンパスグラス! 咲いています♪
秋とパンパスグラスを愛する皆さん! 少しだけ涼しくなってきましたか?・・・
本伊豆シャボテン動物公園では今年も秋を告げる風物詩、「パンパスグラス(Cortaderia selloana 、イネ科)が大きな花穂を上げ、見頃になっています♪
ああ! 今年もこれをお伝えすることが出来るとは♪・・・・
猛暑による開花の遅れ、さらには台風の到来などによって、無事に開花することが出来るかどうか心配したのですが、何とか皆様の前に見ていただくことが出来ました。
パンパスグラスは高さ1~3メートルにもなるイネ科の植物。名前の通り南米ブラジル、アルゼンチン、チリの大草原地帯「パンパ(パンパスとも言います)」が故郷です。
日本には明治時代の頃に入ってきたといわれています。
葉っぱの縁はススキと同様とても鋭いギザギザののこぎり状になっていましてうっかり触ると手が切れます(痛いっすよ!・・・)。パンパスグラスの属名「Cortaderia コルタデリア」はスペイン語で「カッター」という意味がある程です!
だが、何といっても最大の特徴はこの魔女のほうきを逆さまにしたような花(花穂)の部分!8月の半ばを過ぎたころから徐々に上がってきて9月ごろ見頃を迎えます。(大室山の風景とサボテン・多肉植物とのコントラストが最高な眺めなんだな~♪・・これが!)
日の光を浴びると花(花穂)がキラキラと輝き、この植物のもう一つの呼び名「シロガネヨシ」の名前のごとくプラチナ色になります♡
ちなみに花言葉は「風格」、「人気」、「光輝」♪
温室や高原竜の風景とも相性がよく実にインスタ映えするのですが、高源流付近のパンパスグラスは工事が入っているためもしかしたらこれが見納めになるかもしれません。(入口付近のパンパスグラスはまだまだこれからも見ることが出来ますよ♪)
美しき見頃を迎えたパンパスグラスをサボテン・多肉植物とともに(「サボテンじゃないよ!ユーフォルビアだよ!」展もよろしく♪)ぜひ見に来てみてください。
植物エンターテイメント課 一同
記録:真鍋