石像たちが語る古代メキシコ文明

戦士の像

トルテカ文明 950〜1200年

トゥーラにあるトラウィスカルバンテクートリ神殿入口の屋根を支えていた巨大な石柱であり、高さ4.6m、長方形の耳飾り、蝶をあらわす平たい耳飾りをつけ、右手にはアトラトルという投げ槍器、左手には槍と木製の曲がった刀をもった、トルテカの戦士を表している。また背中には、大きなブローチ、刺繍のされたふんどし、腕輪、足輪をつけ、足にはサンダルを履いている。

大地の女神 コアトリクエ

アステカ文明 1400〜1500年

別名「蛇のスカートをはいた女神」。
頭は2匹の蛇が向かい合った顔。胸には心臓と手首をつないだ首飾り、腰には頭蓋骨の飾りをつけている。 生と死の神である。

羽毛の蛇

マヤ文明 1000〜1300年

頭を下にし、しっぽを空に向かって跳ねあげた、羽毛の蛇の石柱。
チチェン・イッツァ遺跡の戦士の神殿の上にある。

アステカのカレンダー

アステカ文明 1300〜1500年

アステカ文明は、14世紀からスペイン人によって征服された1521年まで栄えた文明で、この時代を代表するものでマヤ時代の暦と同じように用いた円形のアステカの暦石。
この石彫は、太陽石とよばれ巨大な玄武岩で出来ている円形の暦石。
複雑な文様は、アステカの宇宙観や暦法の関連を示す絵文字や記号が描かれている。
中央の太陽が現代の第5の太陽で、過去4つの太陽は、その斜め上下に配されている、そしてそれを取り巻く様に各種の暦表記が彫られている。

エル・マトランテベックにある神の立像

ワステカ文明 600〜1000年

後頭部に円錐形の帽子と瓔珞で飾りたてている。
ベラクルス州。

エルタジンの石坂

ワステカ文明 600〜900年

敗者をいけにえとする球技の場面を浮彫にしたもの。
ベラクルス州。

チャックの面

マヤ文明 500〜900年

雨の神を表し、神殿への導きとして階段の両側面に配置されている。

パレンケの碑石

  • マヤ文明 500〜900年

    儀式中の二人の司祭がうかがえる。

  • マヤ文明 500〜1200年

    二人の奴隷の上に座っている支配者を浮彫にしたもの。

羽毛の蛇神 雨の神トラロック

マヤ文明 300〜900年

メキシコ北方約50kmの大神殿都市ティオティワカンの遺跡。
その大小多数のピラミッド・神殿の中で異彩をはなつのが、蛇神ケツァルコアトルのピラミッドである。
羽毛の生えた蛇の頭像(羽毛の蛇神)と交互に、丸い目をし、牙をむきだした怪物の像(雨の神トラロック)が基壇の壁にはりつけられている。

オルメカの巨石人頭像

オルメカ文明
紀元前1200年頃〜紀元前後

南北アメリカ大陸・最古の文明
オルメカ文明の頃に作られた、勇敢なる戦士の表情を巧みに表現した巨大な石彫。
アフリカ住民に似た風貌から話題を呼んだ。
ハラパ人類学博物館 収蔵 (Museo de Antropoiogia de Xalapa)

オルメカの坐像

オルメカ文明
紀元前200年〜200年

オルメカ文明の代表的な石彫の一つで、座像でありながら大きな動きが感じられ、当時の写実的な表現力がいかにすぐれていたかうかがえる。

ショチカルコ宮殿の柱脚

アステカ文明 600〜800年

翼をつけたヘビが浮彫にされている。

子供の供物台

オルメカ文明 紀元前800〜200年

二人の小人にささえられた神殿の供物台。

モンテアルバンの司祭

オアハカ文明 紀元前800〜400年

司祭はジャガーの仮装をしている。

モンテアルバンの踊り子

オアハカ文明 紀元前800〜400年

五つの碑石に活動的な踊り子が彫り込まれている。