サボテンブログ

2017.11.06

おもしろサボテン品評会! 絶賛開催中! パート3

サボテンと多肉植物を愛する皆さん !

毎度おなじみ(それほどやってないか !)「おもしろサボテン品評会」植物紹介のコーナーです。

先ずはエントリーナンバー⑨ カプトメデューサ(Astrophytum  caput-medusae)

これでも、サボテンなんです。

地味な姿をしているため、あまり目立ちませんが、実はすごいサボテン !

メキシコの一部の限られた地域でごくわずかの個体が発見され、ごく最近、2001年に新種として記載されたサボテンなのです。

発見当初は密漁を防ぐため、発見場所も公表されなかったとのこと ! ごく最近になって、種から増やされた個体が少しづつ出回ってきています。

趣味家の人達に昔から人気のあったサボテン「兜」や「ランポー玉」と同じ、アストロフィツム属のサボテン。

根元の部分に、わずかな羊毛のような毛が生えています。

「メデューサ」の名前の由来は、何と言ってもこの四方にのびた生き物のようなサボテンらしからぬ姿。頭の髪の毛が蛇になって、見るものを全て石に替えたという、ギリシア神話のゴルゴンの三姉妹の一人「メデューサ」からきております。

花は、意外にも可憐な、とても大きな黄色い花を咲かせます。

 

 

 

さて次はエントリーナンバー⑩ 雫石(シズクイシ Haworthia  cooperi  var. truncata)

グミのように膨らんだ葉っぱが集まった、プチプチして、とても柔らかそうな(実は意外と固い!)グリーンインテリアとして、女性にとても人気のある、多肉植物 !

ツルボラン科の南アフリカの植物です。 英名では「ハオルチア・オブツーサ」とも呼ばれ、多肉植物を育てている人には、こちらの呼び名の方がおなじみかもしれません。

葉の先の部分が、ガラスのように透明で、マニアの間では、この透明な部分は「窓」と呼ばれ、ここから光を取り入れて光合成をいたします。

ちなみに、太陽の光の当てた姿が、こちら!

ため息の出るような美しさです。

 

 

 

さて続いてエントリーナンバー⑪ 黒王丸(コクオウマル Copiapoa  cinerea)

南米チリ、アタカマ砂漠が故郷の、非常に貴重な原地球 ! 成長がとても遅く、ここまで成長するには、非常に長い年月がかかります。

このサボテンが生える場所は、アンデス山脈の高地で、非常に雨の少ないところ(年間降雨量が10ミリメートル程度 !)です。

そこ代わり、海から運ばれてくる霧がよく発生するところで、いろいろな意見は分かれていますが、このサボテンは、この霧を何らかの形で、生きるための水分として利用しているのではないか?ともいわれています。 そう考えると何とも神秘的なサボテンではありませんか。

このサボテンの特徴は、この白い肌! 全身を白いロウのような白粉で覆われていて、ちょっと見ると白骨のようにも見えます。

 

 

 

さて続いてエントリーナンバー⑫ 砂漠の薔薇(サバクノバラ Adenium  obesum)

実は、この「おもしろサボテン品評会」最多出場 ! 今年も元気な姿を見せてくれました♡(寒さのため、落葉はしておりますが)

別名「デザートローズ」その姿からは想像しにくい、美しい花を咲かせます。 ふつうは赤い色なのですが、この株は、少しピンクっぽい花。

実は、バラではなく、キョウチクトウの仲間です。

この株の最大の特徴は、この大きく膨らんだ元の部分 ! ここに水や養分を蓄えて、沙漠の厳しい環境でも生きていくことが出来るようになっています。

ここまで大きなものは、なかなか見つからない貴重品です。

 

 

 

さーて本日最後、エントリーナンバー⑬ ブーファン・ディスチカ(Boophane  disticha)

本公園、初公開 ! 今回の品評会の目玉 !  これでもヒガンバナの仲間なんです。 南アフリカが故郷。

大きく膨らんだ球根から扇のように広がった、細長い葉っぱ ! 一度見たら忘れられない姿です。

よく見ると葉っぱは真っ直ぐではなく、波のように縮れています。

「ブーファン」とは、ラテン語で「雄牛殺し」という意味があります。実は、ブーファンの樹液がとても有毒なことからきています。(さすがヒガンバナの仲間 !)

この植物、普段の姿もインパクトがありますが、何と言ってもその真骨頂は、花 ! めったに咲かない花だそうですが、葉の中心部から太い花茎を伸ばし、丸くて赤いド派手な花を咲かせます。写真で一回見ましたが、その姿はまるで打ちあがった赤い花火のよう !

ところが、この花、花粉に毒が含まれていて、室内で見ていると目が痛くなることがあるそうです。そのため花が咲いたら戸外へ、一回出す方が安全との事(怖 !)

寿命は長く、自生地では100年を超えるものもあるとか !

とにかくどれをとっても、普通の植物ではありません。

ちなみに秋以降は、休眠期に入ります。

 

すごい植物たちが集まった「おもしろサボテン品評会」それでは、またご紹介いたしますね。

植物エンターテイメント課一同  記録:真鍋